新卒採用情報

「マネージャーになってよかった」

Tech&Design Center/Product Engineering Dept./Product Engineering Team 1
前田浩貴2016年入社/徳島大学 出身

プロフィール

徳島大学工学部に進学し、情報工学を学ぶ。研究やサークル活動、アルバイトに打ち込みつつ、インターンとしてThinkingsの前身であるインフォデックスにジョイン。インターンをきっかけに、2016年に新卒として入社。インターン時代から、sonar ATSの開発に携わり、2022年からエンジニア・マネージャーに。オンラインミーティングでは、そのイケメンボイスが一部社員で話題。

学問、バイト、サークル活動で自分を磨き上げてきた

私は徳島大学の工学部に在籍していました。専攻は情報工学で、コンピュータの基本構成、ソフトウェア理論、数理解析、計算物理学などを中心に学びました。アルゴリズムやデータベース設計など、ソフトウェアの中身を学ぶ機会が多く、ものづくりが好きな私には性に合っていた気がします。

学問の傍ら、アルバイトやサークル活動にも打ち込んでいました。アルバイトでは、スーパーマーケットのレジ打ちをしていました。接客を経験するのは、お客様に価値を届けるという、商売の基本を学ぶうえでも大切だと考えたからです。あとは、自分がどこまで頑張れるかを知りたくて、コンビニエンスストアの深夜シフトにも入ったりしました。コンビニの経験は、お客様が求めるものを、いち早く察知する力が身についたと思います。

また、大学生協の内部組織で、学生によって構成される「学生委員会」という団体に所属して、学内の悩みを解決できるような企画を考えていました。私は広報として、学内のイベントの告知や、購買部のお得ニュースといった情報を発信していました。特に大変だったのが情報誌の発行で、常になんらかの企画を立て、記事を書かなくてはいけませんでした。特に、新入生が入学する春には、千部以上の情報誌を発行していました。

ものづくりの楽しさを再発見したインターン

私の在籍していた学科の学生は、6割が大学院へ進学します。残りの学生は、研究室から紹介される少ない枠の就職先に応募したり、大阪や東京で就職活動に励んでいました。私はプロダクトづくりに興味があったので、大学院への進学ではなく、就職を視野に入れていました。そして、3年次の夏にThinkingsの前身にあたる、インフォデックスの夏季インターンに参加したのです。

インフォデックスでは、自分が書いたコードが、実際にプログラムとして動作する様子を見て、すごく興奮したのを覚えています。改めて、自分はものづくりが好きなのだと再認識しました。ちなみに、その頃から私は、sonar ATSの開発を手伝っていました。インターン終了後、先輩社員に誘われてアルバイトとして働き、そのまま新卒として2016年にインフォデックスへ入社しました。

インフォデックスで働く前の私は、「エンジニア=ブラック労働」というイメージが強かったです。納期に追われ、目にクマを作りながら、身を粉にして働いているという。インフォデックスは、みんな無駄な残業はせず、昼休みには会議室に集まって、お弁当を広げて和気あいあいとコミュニケーションを取っていました。チームとして仲良く、ものづくりを楽しんでいたのです。

彼らの人となりや雰囲気、エンジニアとしてのプロダクトへの向き合い方が「いいな」と感じ、ここで働こうと決めました。

プレイヤーからマネージャーへ

新卒入社後、私は徳島オフィスにて勤務しており、2020年4月からは新型コロナウイルス感染症の影響で、フルリモートで働いています。私の入社前、sonar ATSのシステム開発は外注されていました。自社開発に切り替えた後で私が入社し、約7年にわたり、エンジニアとしてsonar ATSのプログラミングなどに携わってきました。当時は「ひとり1ページ」と担当を割り振られて、お客様や社内のメンバーからの要望に沿って仕様を変更し、sonar ATSに実装してきました。

インターン時代から数えて、約10年sonar ATSの進化を現場で支えてきた…と言えればかっこいいですが、実際は自分に任された業務を、一生懸命こなしてきたという感じです(笑)。

2022年から、私はエンジニアリング・マネージャーを務めています。私たちの部署で、初めてのマネージャー職として、合計10名のメンバーをまとめています。主な役割は「エンジニア業務の活性化」で、メンバーのフォローに回ったり、他チームとのスケジュール調整を担当したりしています。プロダクトの仕様や設計変更の窓口になり、その意思決定をするのも私の役割です。

初のマネージャー職で、まだまだできていないことも多いですが、それでもこの役職にやりがいを感じています。例えば、自分が意思決定したプロセスやフローが、うまくハマった時はとても嬉しいです。

あと、自分しかできなかった業務を、僕以外のメンバーができるようになった時、つまりメンバーの成長を感じた時も、「マネージャーになってよかった」と感じます。エンジニア・マネージャーになる約1年前、マネージャー職の経験を積むために、アシスタントマネージャーという役職に就きました。

与えられた役割に応えようと奮闘していく過程で、プレイヤーとしての矜持から、マネージャーとして人を育てることの重要性へと、意識が変化した気がします。まさに、「役割が人を育てる」という感じです。

“最適”を考え抜ける環境を整えたい

Thinkingsのエンジニアは、個性的なメンバーが自分の意志で、状況に応じた“最適”を考え、選び突き進んでいるなと感じます。同時に、メンバー同士でしっかりとコミュニケーションを取り(ながら)、チームとしての“最適”も考えていて、バランスが取れている印象です。

そんなメンバーが、自分のしたいことを選べて、楽しく働ける場所を作るのが、私の役目だと思います。また、Thinkingsはプロダクト開発を主体とする組織なので、エンジニアとして生産性と品質のバランスを、高い次元で保っていきたいですね。今いるメンバーが、最高のパフォーマンスを発揮できるような仕組みを、今も試行錯誤しています。

ひとつの組織で「ふたつの味」を楽しめます

私は、Thinkingsを「チャレンジできる場所」だと思います。それがエンジニアとしてのスキルアップでも、マネジメントとしてのスキルアップでも変わりません。自分が選んだ道であれば、役員やマネージャーはその挑戦を認め応援してくれます。今の状態を当たり前と思わず、こだわりを持ってチャレンジしたい。自分の意志をプロダクトに乗せて、お客様を喜ばせたい。そう思う人にとって、Thinkingsはとても働きやすい職場です。

エンジニアとしての立場でいうと、技術にどん欲な人は、Thinkingsと非常にマッチすると思います。「エンジニアに求められる技術」というのは、ひとくくりに語れるものではありません。Thinkingsの場合は、Webアプリケーションの技術ということになるでしょう。しかし、社内にはこうしたジャンルに囚われず、幅広く技術にキャッチアップしていこうというメンバーが非常に多いです。

実際、エンジニアチームでは「この技術面白そう」という話題が、絶えず飛び交っています。業務に関係ない勉強会も開催されています。半期で合計4回やったり、毎週やったり、毎日30分ずつやったり…。定例会でも、こうした技術の話題が自然発生したり、あるいは「次の月曜日はAさんね」と割り振られたりして、盛り上がっています。

業務としての働きがいはもちろん、エンジニアが集まるコミュニティという一面でも、Thinkingsは面白いです。ひとつの組織で、ふたつの味を楽しめるので、お得だと思いますよ(笑)。

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